牛久市ひたち野うしく地区にある、生徒様との”きずな”を大切にする「ひたち野きずな塾」です。
今春、茗渓学園中学に合格された生徒様の保護者様が合格体験記をつづって下さいました。少し長い文ですが、生徒様の成長の軌跡がよく分かります。
☆ひたち野きずな塾とともに走り抜いて手にした合格☆
息子が中学受験を懇願した理由は「野球を部活としてやりたい」と大変明確なものでした。
けれど、息子の受験に対する本気度が、ようやく私や夫に伝わったのは6年生になってからでした。
息子が本気を出すまでの間、親としては悶々とした日々でした。
中学受験をしたいと自分で言う割には、学校の宿題以外は何もせず、小学校1年生の頃とほぼ同じ生活の日々でした。
どうひいき目に見ても、圧倒的に学習量が少ない息子でした。
悶々とすると親としては「勉強しなさい」と言いがちですが、そこはグッと我慢をしていました。
このまま勉強しなければ、受験をしなければいいやという程度に考えるようにしました。
親がグッと我慢をしている間、息子の様子をつぶさに見守ってサポートしてくださったのが古川先生です。
「分からないので楽しくないから勉強をしない」、息子が受験勉強に打ち込めない理由は明確でした。
そんな息子に対して、古川先生は、息子の特性を早期に見極めてくださり、息子の気持ちに重点を置き「楽しく」学習するための球出しを根気よく工夫して続けて下さいました。
「分かる」「楽しい」を繰り返すうちにいつの間にか自ら学習する時間が増えたように思います。
古川先生から教えてもらう時間は、とっても楽しいといつも言っていました。
大手塾の宿題は毎日平均3時間程度の量だそうですが、古川先生からの宿題は圧倒的に少なく、1週間分が1時間程度で終わってしまいます。
大手塾では塾生に「宿題」という形式で強制的に勉強量を確保する方法を採用している様ですが、古川先生は違っていました。
生徒の自主性を根気よく信じ、生徒が学習ネタを欲すれば惜しみなくその子の欠点補正などを考慮した教材の提案をしてくれます。
また、自分でスケジュールを立てることの重要性を何回も息子に説明して下さいました。
今振り返ると、自主性を重んじてくれた先生が、受験勉強をする上での息子の最高の武器になったのだと思います。
息子は、短期決戦であり最短距離でこの受験を走り抜ける必要があると分かっていたので、過去問題集で最短距離を走り抜くと自ら決断し、問題を解くことに専念していました。
実際に出題された問題なので難問だらけです。ここでも古川先生が大活躍。
息子が分からない問題はLINEで古川先生に問い合わせご指導いただくという、寄り添い伴走することを最後の最後まで続けて下さいました。
母としては息子が走り抜けられるよう、息子が立てたスケジュールを見守ることと食事と睡眠を良質なものにすること、そして勉強以外の楽しい話題を提供するのみのサポートでした。
気づけば、秋ごろには毎日とても楽しそうに何時間でも勉強している息子になっていました。
見違えるように勉強に打ち込むようになった息子の寝顔を、毎日涙を流しながら見ていました。
受験をするための準備を行うことで、息子が大きく成長してくれていたからです。
いつの間にか、自己管理、時間管理がしっかりできるようになっていたこと、自分の成果に対し自己肯定感を高めるようになっていたこと、何より自分で決めたゴールを迷いなく信じ走り続けるための心が更に大きく強くなっていました。
この時点で、中学受験の合否に関係なく、息子は立派に自分の人生を切り開いていけるカギを手にしていると感じました。
これからの長い人生において、多くの乗り越えるべき壁や山が迫ってきた時にも、解決する原動力を身に付けたのではないかと思いました。
大手塾などで強制されて行っていた学習の日々では入学した後が大変だっただろうと、無事入学した今思います。
入学後1か月が経ちましたが、まだ「勉強しなさい」と言ったことはありません。
自分でも信じられません。新たなゴール設定をしたようで文武両道の毎日を「楽しい、楽しい」と目をキラキラ輝かせながら過ごしています。
古川先生、息子に、大きな財産となる「学習の楽しさ」「困難に立ち向かう心持ち」「自主性」をプレゼントしてくださりありがとうございました。
☆以上、合格体験記おわり☆
<塾長コメント>
5年生から6年生に切り替わる時にコロナ禍で学校は休校となり、塾もオンラインにせざるを得なくなりました。
勉強のリズムが崩れることが最大の懸念でしたが、地道に自分の勉強スケジュール表を作って、それに従って勉強を進めてくれました。
勉強を継続的にしているうちに、計算力は大幅に向上し、だんだんと考える力も付いてきて、分からない問題もすぐにあきらめないで深く考えられるようになってきました。
当初は文字が並んでいるのを見るだけでも頭痛がしてくると言っていたのですが、頑張っているうちに、自分で文を書くことも難なくこなせるようになってきました。私も感動しました。
ひたち野きずな塾では解法だけでなく、どう考えればいいかを説明しますので、それが身に付き、突破口を開くことができるようになったのだと思います。
受験前の模擬テストでは県内トップレベルの点数を取れるようになり、本人も自信を感じていたと思います。
この生徒様は受験勉強を通して、生涯にわたって大切な「物事を学ぶ」という力も身に付けることができました。私がもっとも大切にしたいことです。
最後に、今回の受験において合格されたこともとても嬉しかったのですが、さらに嬉しいことは、今も学校の課題や勉強に楽しく打ち込んでいることです。
社会に出てからも、きっと、指示待ち人間ではなく、自ら課題を見つけ、解決しようとする力を持って生きていけるものと思います。
今、通塾して下さっている生徒の皆様も、「受験」という機会を活用して、有能な社会人になる土台を作っていただきたいと思います。